札幌市スポーツ推進委員会

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活動報告

[事務局]平成26年度 第55回全国スポーツ推進委員研究協議会
2014年10月9日
平成26年9月25日(木)、26日(金)の2日間、岩手県盛岡市において「平成26年度第55回全国スポーツ推進委員研究協議会」が開催されました。

この研究協議会は、全国のスポーツ推進委員が、一堂に会し、スポーツ推進委員の目指す方向や地域スポーツの今日的な課題について研究協議し、スポーツ推進委員の資質の向上を図るとともに、生涯スポーツの振興に資することを目的に、毎年開催されています。

1日目は、盛岡市アイスアリーナにて、歓迎アトラクション、開会式、表彰式、講演、シンポジウムが行われました。
表彰式では、4名の札幌市スポーツ推進委員も表彰されました。
表彰者は下記のとおりです。

[表彰者一覧]
・坪田 敏男(白石区):文部科学大臣表彰
・近藤 裕孝(北区):スポーツ推進委員功労者表彰
・藤澤 信幸(南区):スポーツ推進委員功労者表彰
・堀内 修(手稲区):退任役員表彰

講演会では、ソチパラリンピック、アルペンスキー(チェアスキー)金メダリストの狩野 亮 氏(網走市出身、岩手大学卒)から「今を生きる」の演題で講演があり、交通事故により車いす生活となった狩野氏の日常生活の紹介や岩手大学在学中にアスリートとしての道程が紹介されました。

「スキーを通じて、多くの経験をし、本当の努力を知り、多くの方々へ感謝することを学んだ。障害を負って挑戦する気持ちを持たなければ、今の自分は無い」というお話に、会場は感動に包まれました。
最後に、「挑戦する気持ちが無ければ次の世界は作れない。未来を作るために今を見つめる事が大切。色々な事に積極的に挑戦してほしい。努力してほしい。その結果、成功しなくても必ずその時の自分は成長している」とお話され、スポーツ推進委員にとって、有意義で貴重な講演になりました。

また、シンポジウムでは、『「スポーツの力」で地域を元気に ~「スポーツの力」で結ばれる活力ある地域づくりの推進~』のテーマに基づき、4名のシンポジストからお話がありました。

歓迎アトラクション(さんさ踊り)

狩野氏の講演

4名のシンポジスト


2日目は、4つの分科会に別れ、全国の各自治体から、地域におけるスポーツの現状や取組、スポーツ活動の環境やそれに伴う課題などを発表する研究協議を実施し、参加者との質疑応答を通じて意見交換を行いました。

各分科会のテーマは下記のとおりです。
第1分科会「地域住民が主体的に参加する、魅力あるクラブづくりを目指して ~地域スポーツ活性化のためにスポーツ推進委員が果たす役割~」
第2分科会「地域の魅力を活かす、スポーツツーリズムの推進 ~地域が連携・協働する取組の可能性~」
第3分科会「地域でつくる障害者と健常者がともに楽しむスポーツ活動 ~障害者のスポーツ参加とスポーツ推進委員の役割~」
第4分科会「若者のスポーツ活動の推進 ~気軽に参画できるスポーツ環境づくり~」

研究協議会で学んだ内容を、札幌の各地域で活かせるように、引き続き頑張っていきましょう!

[参加者一覧]
・坪田 敏男(白石区)・堀内 修(手稲区)・近藤 裕孝(北区)・藤澤 信幸(南区)・鈴木 範子(中央区)・向井 一洋(東区)・尾野 すみ子(厚別区)・佐々木 洋子(清田区)・佐々木 和徳(西区)
・三代 和裕(事務局)

盛岡市アイスアリーナ

盛岡市アイスアリーナ内の様子

岩手県公会堂(第3分科会)


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