平成25年11月21日（木）、22日（金）の2日間、和歌山県において「平成26年度第54回全国スポーツ推進委員研究協議会」が開催されました。

この研究協議会は、全国のスポーツ推進委員が、一同に会し、スポーツ推進委員の目指す方向や地域スポーツの今日的な課題について研究協議し、スポーツ推進委員の資質の向上を図るとともに、生涯スポーツの振興に資することを目的に、毎年開催されています。

1日目は、開会式、表彰式、講演、シンポジウムが行われました。
表彰式では、札幌市からも5名のスポーツ推進委員が表彰されました。表彰者は下記のとおりです。

［表彰者一覧］
・小林　荘子路（清田区）：文部科学大臣表彰
・桐生　明（中央区）：スポーツ推進委員功労者表彰・30年勤続スポーツ推進委員表彰
・倉田　俊勝（白石区）：スポーツ推進委員功労者表彰
・近藤　裕孝（北区）：30年勤続スポーツ推進委員表彰
・坪田　敏男（白石区）：30年勤続スポーツ推進委員表彰

講演会では、野球日本代表侍ジャパンの監督を務め、地元和歌山県出身である小久保　裕紀　氏が「一瞬に生きる」の演題で講演がありました。
「目標を持つ」ことの大切さ、女手一つで育ててくれた母親への感謝の想いをお話され、会場は感動に包まれました。
野球及びスポーツを通じた人間教育が非常に大切であるとお話され、地域で子どもと接する機会の多いスポーツ推進委員にとって、有意義で貴重な講演になりました。

また、シンポジウムでは、「新たなスポーツ文化の創造と人々の連携・協働の推進　～みんなが日常的にスポーツに親しめるまちづくり～」のテーマに基づき、実践的な内容のお話がありました。

2日目は、4つの分科会に別れ、全国の各自治体から、地域におけるスポーツの現状やイベントの取組みやそれに伴う課題などを発表する研究協議を実施し、参加者との質疑応答を通じて意見交換を行いました。

各分科会のテーマは下記のとおりです。
第1分科会「地域住民が求めるスポーツ環境の在り方　～スポーツを通じた地域コミュニティの活性化～」
第2分科会「スポーツと観光が結び付いた地域活性化　～地域の特性を活かした取組の推進とその可能性～」
第3分科会「新しい時代にふさわしいコーチング　～これまでの体育指導から、これからのスポーツ推進へ～」
第4分科会「ライフステージに応じた女性のスポーツ活動への支援　～女性がスポーツを楽しめる環境づくり～」

研究協議会で学んだ内容を、札幌の各地域で活かせるように、引き続き頑張っていきましょう！

［参加者一覧］
・堀内　修（手稲区）・桐生　明（中央区）・近藤　裕孝（北区）・福田　英子（北区）・坪田　敏男（白石区）
・倉田　俊勝（白石区）・吉田　治次（豊平区）・小林　荘子路（清田区）・桑野　晴光（南区）・太田　佳裕（手稲区）
・小中　隆史（事務局）